ポリシーは端末登録のためのポリシーや、アプリを配信するためのポリシーを作成できます。
ポリシーは管理コンソールにログイン後、画面左上のから[ポリシー]をクリックします。
以下のポリシーが設定できます。
①アプリ
アプリの配信設定が可能です。
Android Enterpriseは業務用で使用する端末であるため、通常のAndroidとは異なり、Google Playにアプリケーションが表示されません。
以下の手順でアプリケーションを承認後に配信をお願いいたします。
・管理コンソールログイン後、画面左上のハンバーガーアイコン(横三本)から、[ポリシー]を選択します。
・左ペインに[アプリ]を選択した状態で[新しいアプリポリシー]をクリックします。
・[Android]-[Android Enterprise]を選択します。
・全般タブで任意のアプリポリシーの名前を入力後、[アプリ]タブに移動します。
・[+]をクリックします。
・[アプリのソース:Managed Google Play]を選択します。
・選択に使用するバインディング名を選択した状態で、[MANAGED GOOGLE PLAY]をクリックします。
※端末登録を行ったバインディング名を選択しなければ、端末にアプリが配信出来ません。
・別窓でGoogleプレイストア(バインディング名)が開きますので、searchに任意のアプリ名を入力しアプリを選択します。
ここでは例としてAdobe Acrobat Readerで進めます。
・以下の画面で[Adobe Acrobat …]にチェックを入れ、[追加]をクリックします。
※タイプは初期値で「必須」が選ばれサイレントインストールされます。
サイレントインストールさせずに、端末保持者にインストールを選ばせる場合は、推奨]に変更します。
前ページの青枠の[歯車]アイコン-インストールオプションタブ内の展開の種類の[推奨]をチェックします。
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インストールオプション |
説明 |
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展開の種類 |
サイレントインストールさせずに、端末保持者にインストールを選ばせる場合は、 初期値で「必須」が選ばれサイレントインストールされます。
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更新モード:優先度 |
デフォルト、延期、高優先度から選択します。 [高優先度]に設定すると数分以内にアプリの更新が始まります。 |
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インストール後にアプリを起動 |
インストール後にアプリが起動します。 |
・[保存して割り当て]をクリック
・任意のフォルダや端末にチェックを入れ、[割り当て]をクリックします。
※端末にアプリがサイレントインストールされない場合は、再起動をお願いします。
※また、通信環境をご確認ください。
②コンプライアンス
管理下にあるデバイスが組織の規定値に準拠しているか判断するポリシーを生成します。各コンプライアンス ポリシーは、デバイス検索と同様のフィルタリングを使用する一連の基準から構成されています。
複数のコンプライアンスポリシーを作成し、それぞれ異なる基準、異なるアクション、または異なるデバイスグループのターゲットを設定することができます。
コンプライアンスポリシーはAndroid、Apple、Linuxデバイスをサポートしています。
左ペインで[コンプライアンス]を選択した状態で、画面右上の[+新しいコンプライアンスポリシー]をクリックします。
[Android]をクリックします。
[名前](必須)と[説明]に任意で入力し、[次へ]をクリックします。
[準拠しない基準]下の[+フィルタの追加]をクリックします。
例としてMobiControlがインストールされていることを基準とします。
[値]に[Mobicontrol]を入力し、[完了]をクリックします。
キーボードで↓キーを押下し、[AND …]を選択します。
先ほどと同様に[状態][=である][インストール済み]を選択します。
続けて、[アクション]下の[ポリシーアクション]右の[+]アイコンをクリックします。
例として管理者にメール送信する設定を行います。
[アクションタイプ]にて[受信時の端末の反応]を選択します。
以降の設定値を適宜入力して[アクションを追加]をクリックします。
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テンプレートタイプ |
メールのテンプレートを指定します。 |
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実行時間 |
検知後即時もしくはタイミングを指定します。 |
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毎日繰り返す |
メール通知を繰り返す期間を指定します。 |
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送信元 |
メール送信で使用する送信者情報を指定します。 |
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から |
メールの宛先を入力します。 |
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CC |
CCに指定するメールアドレスを入力します。 |
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BCC |
BCCに指定するメールアドレスを入力します。 |
[保存して割り当て]をクリックします。
詳細については英語となりますが、以下をご参照ください。
Device Compliance Policies
③登録
MobiControlにデバイスを登録するには登録ポリシーが必要です。
環境ご提供時には弊社で登録ポリシーを作成しております。
バインディングの登録は、管理コンソールを開いているブラウザで予め作成した通常のGoogleアカウントでログインした後に管理コンソールにログイン後、画面左上のから[システム中枢の設定]-[Android]-[エンタープライズバインディング]をクリックします。
[管理された企業]の[+]をクリック、[続ける]をクリックします。
青字の[登録の完了]をクリックします。
管理コンソールに戻りバインディングは登録完了となります。
左上の三本線のをクリックして[ポリシー]-[登録]-[すべてのポリシー]を選択した状態で、
画面右上の[登録ポリシーを追加]をクリックします。
[Android]-[Android Enterp...]をクリックします。
名前(必須項目、登録ポリシー一覧表示されます)と説明(任意)を入力、エンタープライズバインディングのタイプを選択し[次へ]をクリックします。
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Googleアカウントタイプ |
説明 |
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なし |
バインディングを割り当てず、アプリポリシーのManaged Google Playで配信できません。閉域環境でGoogle社と通信を行わない際には、なしを選択してください。 |
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管理対象 |
SaaSでご提供の環境には管理対象で登録ポリシーを作成しています。 |
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ドメイン |
Googleドメインを追加します。 詳細については英語となりますが、以下をご参照ください。 Google Domains |
管理の種類に[完全デバイス管理]をチェック、[次へ]をクリックします。
仕事用プロファイルやCOPE管理はBYOD向けとなり制御項目が少ないため、説明を割愛します。
本人認証に[いいえ]を選択、登録先のグループにチェックを入れ[次へ]をクリックします。
[はい]を選択しますと、端末登録時にパスワード入力を必須とする、もしくはActive Directory認証が選べます。
MobiControlサーバに登録後にデバイスでMobiControlに必要な権限を許可する必要があるため、ランチャーなど設定をしていないグループへの登録を推奨します。
詳細設定などを任意に変更、[終了]をクリックします。
設定値の詳細については表をご参照ください。
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詳細設定 | ||
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登録されたデバイス名 |
初期値はAndroidEnterprise %AUTONUM%となりますが、SIMが挿入された端末であれば電話番号など、登録時の端末名を変更できます。 | |
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再登録でデバイスの場所を保持 |
再登録時に端末は前回のグループに所属します。 | |
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再登録で端末名を保持 |
再登録時に前回の端末名で登録します。 | |
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Play Integrity認証が失敗してもデバイスを登録 *1 |
登録時のSafetyNetの保護を解除します。 初期値はトグルOFFとなりますがONでお願いします。 | |
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デバイスに最新のプラグインを展開 |
登録時に、サーバ内にプラグインを保持する場合はインストールします。 | |
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詳細設定 |
本登録ポリシーの有効となる開始時期などが設定できます。 | |
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アクセス許可(許可しない場合のご案内となります) *2 | ||
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他のアプリの上に描画 |
ランチャー実行時に未実行アクションが表示され、ランチャーが使用できません。 Android10以上でAndroid エージェントがバックグラウンドで実行されている間、ポップアップがフォアグラウンドに表示されません。 | |
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システム設定の変更 |
システム設定の変更ができなくなり一切のスクリプトを受け付けません。 | |
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通知アクセス |
ランチャー適用時におけるシステム、もしくはアプリによる通知不可となります。 | |
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利用アクセス権 |
ランチャーによるポーリング(定期的な監視)ができなくなり、アプリの使用履歴や詳細情報(レポート機能等で使われているデータやデバイス詳細のデータ)が収集できなくなります。 | |
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外部ストレージの管理 |
Android11以上でファイルシステムへアクセス不可となります。 | |
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利用規約 | ||
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利用規約を有効化 |
端末登録時に規約を表示できます。 | |
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認証局 | ||
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エージェント証明書のテンプレートを選択 |
変更いただかないようお願いします。 | |
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制限 | ||
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登録制限 |
トグルを有効化することで登録する端末に関する制御を有効化します。 | |
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デバイス登録数の上限 |
登録可能な端末の上限を100台まで設定します。 | |
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基準 |
以下の制限内容を設定します。 | |
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基準 | ||
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制限のタイプ |
「許可する」「拒否」のいずれかを設定します。 | |
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デバイスプロパティ |
以下からプロパティを選択します。 ・IMEI番号 ・IPアドレス ・製造メーカー ・メーカーとモデル ・シリアル番号 | |
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演算子 |
「=」「>」「<」等の演算子を指定します | |
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値 |
「IPアドレス」「製造メーカー」を選択した場合、値を入力します。 | |
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作成 |
「メーカーとモデル」を選択した場合、メーカーを入力します。 | |
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モデル |
「メーカーとモデル」を選択した場合、モデルを入力します。 | |
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登録が必要です |
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デバイス登録時に承認が必要です |
承認を強制する場合ONにします | |
*1…トグルをONにしない場合、端末登録に失敗することがあります。
端末登録時のみの解除となりますので、トグルをONで設定ください。
*2…許可しない場合、様々な制限は発生しますので、すべて初期値のONで運用ください。
右下の[OK]で閉じます。
④ファイル同期
MobiControlサーバとデバイスのファイルの送受信(アップロード/ダウンロード)を設定します。
[ファイルの同期]-[新しいファイル同期ポリシー]をクリックします。
[Android]をクリックします。
任意の名前(ファイル同期一覧で表示される名前)を入力後に[次へ]をクリックします。
ファイル同期ポリシーの設定は以下となります。
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ファイル同期の種類 | |
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デバイスからアップロードする |
デバイスのデータをMobiControlサーバにアップロードします。 |
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サーバからダウンロードする |
MobiControlサーバのデータをデバイスにダウンロードします。 |
(「デバイスからアップロードする」を選択した場合)
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ファイル設定 | |
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端末上のファイル名またはフォルダ名 |
初期値は%sdcard%となり、ルートフォルダを意味します。 ダウンロードフォルダを指定する場合は以下となります。 %sdcard%Download |
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サーバ上のファイル名またはフォルダ名 |
アイコンクリック後の画面は後述します。 |
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ファイル名の形式 ※この項目は「デバイスからアップロード」を選択したときのみ表示されます。 |
同期するファイル名にフォーマットを適用します。 オプションには次のものがあります。 %YYYY% %MM% %DD% %FILENAME% %EXTENSION% 例)%FILENAME%%EXTENSION% この項目は必須です。 |
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ファイルのサブフォルダを作成 ※この項目は「デバイスからアップロード」を選択したときのみ表示されます。 |
オンにすると、サーバ側のサブフォルダを整理する方法を選択できます。オプションには次のものがあります。 端末ID デバイスツリーパス 端末識別番号(IMEI/MEID/ESN) |
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ポリシー保存直後にフォルダを作成 |
ファイル同期ポリシーを保存した後に、サーバ側のサブフォルダを作成します。ファイル同期が発生すると、ファイルはサブフォルダに同期されます。 |
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同期後にソースファイルを削除 |
同期後に送信元のファイルを削除します。 |
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同期の設定 | |
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ファイル転送の前提条件 |
以下のいずれかを選択します。 ・ファイル名が同じでもファイル属性が異なる場合… 送信元ファイルが送信先ファイルと異なる場合にのみ ファイルを転送します。
・ファイル属性が同じでも(上書き)… 送信元と送信先が異なるかに関係なく、ファイルを転送します。 ・送信側ファイルの日時が若い場合… 送信元ファイルのタイムスタンプがより新しい場合にのみファイルを転送します。 ・受信側に同名のファイルがない場合… 送信先ファイルが存在しない場合にのみファイルを転送します。 |
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サブフォルダも同期 |
送信先フォルダにあるファイルに加えて、 サブフォルダ内のファイルも同期します。
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オンラインの端末をすぐに同期 |
ポリシー作成が完了するとすぐにファイル同期が実行されます。 |
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デバイスの追加 / 再配置を同期 |
このポリシーで構成されたデバイス グループにデバイスを追加または再配置するときに、ファイルの同期を実行します。 この設定は、デバイス ツリー内のあるグループから別のグループにデバイスを移動するときにファイルの同期を実行します。 |
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ネットワーク許容 |
ファイル同期が行われるネットワークを選択します。オプションは次のとおりです。 ・無線LAN ・Wi-Fi ・セルラー ・ローミング中の携帯電話 このフィールドは必須です。 |
( 「サーバからダウンロードする」を選択した場合 )
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ファイル設定 | |
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サーバのファイル名またはフォルダ名 |
アイコンクリック後の画面は後述します。 |
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端末上のファイル名またはフォルダ名 |
初期値は%sdcard%となり、ルートフォルダを意味します。 ダウンロードフォルダを指定する場合は以下となります。 %sdcard%Download |
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ファイルのサブフォルダを使用 ※この項目は「サーバからアップロード」を選択したときのみ表示されます。 |
オンにすると、端末側のサブフォルダを整理する方法を選択できます。オプションには次のものがあります。 端末ID デバイスツリーパス 端末識別番号(IMEI/MEID/ESN) |
|
ポリシー保存直後にフォルダを使用 |
ファイル同期ポリシーを保存した後に、サーバ側のサブフォルダを作成します。ファイル同期が発生すると、ファイルはサブフォルダに同期されます。 |
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同期後にソースファイルを削除 |
同期後に送信元のファイルを削除します。 |
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同期の設定 | |
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ファイル転送の前提条件 |
以下のいずれかを選択します。 ・ファイル名が同じでもファイル属性が異なる場合… 送信元と送信先が異なるかに関係なく、ファイルを転送します。 ・ファイル属性が同じでも(上書き)… 送信元ファイルが送信先ファイルと異なる場合にのみファイルを転送します。 ・送信側ファイルの日時が若い場合… 送信元ファイルのタイムスタンプがより新しい場合にのみファイルを転送します。 ・受信側に同名のファイルがない場合… 送信先ファイルが存在しない場合にのみファイルを転送します。 |
|
サブフォルダも同期 |
送信先フォルダにあるファイルに加えて、サブフォルダ内のファイルも同期します。 |
|
オンラインの端末をすぐに同期 |
ポリシー作成が完了するとすぐにファイル同期が実行されます。 |
|
デバイスの追加 / 再配置を同期 |
このポリシーで構成されたデバイス グループにデバイスを追加または再配置するときに、ファイルの同期を実行します。 この設定は、デバイス ツリー内のあるグループから別のグループにデバイスを移動するときにファイルの同期を実行します。 |
|
同じファイルを複数の端末に送る場合に キャッシュから送る
|
同じファイルを複数の端末に送る場合にキャッシュから送ります。 |
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送信側に無いファイル/フォルダを受信側で削除 |
送信側に無いファイル/フォルダを受信側で削除します。 |
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ネットワーク許容 |
ファイル同期が行われるネットワークを選択します。オプションは次のとおりです。 ・無線LAN ・Wi-Fi ・セルラー ・ローミング中の携帯電話 このフィールドは必須です。 |
アイコンをクリックした画面
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ファイルマネージャー | |
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|
フォルダを作成します。 |
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|
フォルダを右クリックすると以下の処理が可能です。 ・名前変更…名前を変更します。 ・新しフォルダ…フォルダを作成します。 ・削除…フォルダを削除します。 ・ダウンロード…フォルダ内のファイルをすべてダウンロードします。 |
| |
ファイルをアップロードします。 |
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|
ファイルに対して以下の処理が可能です。 ・名前の変更…名前を変更します。 ・ダウンロード…ファイルをダウンロードします。 ・削除…ファイルを削除します。 |
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|
ファイルをマウスオーバーすると削除アイコンが表示されます。 |
設定を行った後に[次へ]をクリックします。
[スクリプト]画面では同期前後で実施するスクリプトを設定できます。
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同期前スクリプトの設定 | |
|
同期前にスクリプト有効化 |
同期前に実行するスクリプトを有効化します。 |
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スクリプトタイプ |
以下から選択します。 ・デバイススクリプト…既に作成済みのスクリプトから選択します。 ・カスタム…任意のスクリプトを記載します。 |
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スクリプトの入力/編集 |
(デバイススクリプトを選択した場合に表示されます。) 新しいスクリプトを入力します。 |
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保存済みスクリプトを実行 |
(デバイススクリプトを選択した場合に表示されます。) 保存されているスクリプトを選択します。 |
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スクリプトエディター |
(カスタムを選択した場合に表示されます。) 任意のスクリプトを記載します。 |
[同期後スクリプトの設定]も同様です。
[次へ]をクリックするとスケジュール設定画面が表示されます。
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詳細設定 | |
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スケジュールタイプ |
以下のいずれかを選択します。 デバイスアップデート…更新スケジュールに従ってファイル同期を実行します。 カスタム…更新スケジュールではなく、独自に設定したスケジュールに従ってファイル同期を実行します。 |
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デバイス接続時にファイルを同期 ※「カスタム」選択時のみ |
端末が接続したタイミングでファイル同期を行います。 |
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ファイル同期スケジュール |
ファイル同期スケジュールを指定します。 「一回のみ」「毎週」「一定間隔」から選択を行い、詳細なスケジュールを指定します。 |
入力が終わったら[追加]をクリックします。
スケジュールの指定が完了したら[保存して割り当て]をクリックします。
※[保存]は下書き状態での保存となります。
ポリシーの対象は、デバイス単位で選択、またはグループにチェックを入れます。
任意のフォルダや端末にチェックを入れ、[割り当て]をクリックします。
⑤更新とファームウェアの管理
Knox のAndroidデバイスのファームウェア管理できます。
詳細については英語となりますが、以下をご参照ください。
⑥シグナル
Signalは、Windows Modern/Desktop Classic、Windows Mobile、Apple、Linux、Androidの管理対象デバイスの状態を、ユーザーが定義した基準に基づいて追跡する高度な監視システムです。
詳細については英語となりますが、以下をご参照ください。
⑦端末の移動
デバイスのIPアドレス、iniファイルなどを監視し条件が合致した場合にデバイスを指定したグループに移動します。
[ファイルの同期]-[新しいデバイス再配置ポリシー]をクリックします。
[Android]のアイコンをクリックします。
ポリシーの名前を入力して[次へ]をクリックします。
[]アイコンをクリックします。
再配置のルールと対象となるマッピングとグループを選択します。
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マッピング | |
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IPアドレス |
トグルを有効にすることでIPアドレスの範囲を指定し、再配置ポリシーを適用することができます。 |
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監視データID |
作成した監視データに基づいて再配置ポリシーを適用することができます。 この値は端末の詳細画面で設定ができます。 |
※[監視データID]を使用する場合は、事前に監視データを作成します。
[デバイス一覧]から任意のデバイスを選択、[構成]タブに移動後に[詳細設定]-[監視データ]をクリックします。
上段の二つのトグルをONで[カスタム定義]右の[+]をクリックします。
Android Enterpriseで使用できる監視データのタイプは「INIファイル」 「JSONファイル」 「XMLファイル」となります。
以下は.iniファイルでの設定例です。設定後に[OK]をクリックします。
監視データ作成後は端末の設定を変更しないために[キャンセル]をクリックします。
.iniファイルがデバイスの指定したフォルダに格納されている必要があるので、予めファイル同期やパッケージで配信します。
入力が完了したら[追加]をクリックします。
マッピングの定義が完了したら[保存して割り当て]をクリックします。
※[保存]は下書き状態での保存となります。
ポリシーの対象は、デバイス単位で選択、またはグループにチェックを入れます。
任意のフォルダや端末にチェックを入れ、[割り当て]をクリックします。
⑧データの収集
デバイスから収集するデータを設定します。
収集したデータは以下の[収集したデータ]タブやレポートで確認できます。
[データの収集]-[新しいデータ収集ポリシー]をクリックします。
[Android]を選択します。
任意の[名前]と[説明]を入力して[次へ]をクリックします。
収集するデータは以下の項目が選択できます。
※収集できるデータは機種に依存します。特にバッテリーパーセント以外のバッテリー関連の項目は取得できないことが多いです。
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項目 |
説明 |
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IPアドレス |
IPアドレスを収集します。 |
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監視データ |
端末の構成タブで設定した監視データを収集します。 |
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SSID |
接続しているSSIDを収集します。 |
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WiFiアクセスポイントの MACアドレス(BSSID)
|
接続しているBSSIDを収集します。 |
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オペレーティングシステムのバージョン |
オペレーティングシステムのバージョンを収集します。 |
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ドロップされたコール |
取れなかったコールを収集します。 |
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バッテリーヘルスパーセント |
バッテリーの状態を収集します。 |
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バッテリーのシリアル番号 |
バッテリーのシリアル番号を収集します。 |
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バッテリー使用率 |
バッテリー使用率を収集します。 |
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バッテリー充電サイクル |
バッテリー充電サイクルを収集します。 |
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バッテリー温度 |
バッテリー温度を収集します。 |
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バッテリー製造日付 |
バッテリー製造日付を収集します。 |
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バッテリー部品番号 |
バッテリー部品番号を収集します。 |
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パスワード入力失敗回数 |
パスワード入力失敗回数を収集します。 |
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フォアグラウンドのアプリ |
フォアグラウンドのアプリを収集します。 |
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利用可能なメモリ |
利用可能なメモリを収集します。 |
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利用可能な外部ストレージ |
利用可能な外部ストレージを収集します。 |
|
場所 |
位置情報を収集します。 |
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完了したコール |
完了した通話を収集します。 |
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応答なしのコール |
応答しなかった着信を収集します。 |
|
携帯電波強度 |
携帯電波強度を収集します。 |
|
携帯電話キャリア |
携帯電話キャリアを収集します。 |
|
書込み可能な内部ストレージ |
書込み可能な内部ストレージ(ROM)を収集します。 |
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書込み可能なシステムストレージ |
書込み可能なシステムストレージ(ROM)を収集します。 書込み可能な内部ストレージと同じです。 |
|
無線LAN信号強度 |
無線LAN信号強度を収集します。 |
|
通話履歴 |
通話履歴を収集します。 |
収集するデータのトグルをオンにして[次へ]をクリックします。
スケジュール画面でデータの収集頻度やデータの自動切り捨て条件を設定します。
|
データ収集スケジュール | |
|
頻度 |
[一回のみ][毎週][一定間隔]のいずれかを選択します。 |
|
日付 ※[一回のみ]を選択した場合のみ表示されます。 |
データ収集を行う日付を指定します。 |
|
毎回 ※[毎週][一定間隔]を選択した 場合のみ表示されます。
|
[毎週の場合] データ収集を行う曜日を指定します。 [一定間隔の場合] 「分」「時間」「日」「週」「月」「1年」のいずれかと数字を指定します。 |
|
開始日 ※[一定間隔]を選択した場合のみ表示されます。 |
データ収集を行う日付を指定します。 |
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開始時間 |
データ収集を行う時間を指定します。 |
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データの切り捨て | |
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デバイスに保持される最大データ量 |
収集項目1つに対してデバイスが保持できるデータ量の最大値を指定します。これを超過したデータは切り捨てられます。これにより、デバイスが長期間にわたり接続不能になったときに、過度のデータが蓄積されることを阻止でき ます。
※端末で保持したデータはサーバに送信された後にリセットされます |
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最大保持期間 |
このポリシーに対してサーバがデータを保存する日数を指定します。指定された値よりも古い項目は、サーバにより定期的に削除されます。0を入力すると、削除は行われません。 |
[保存して割り当て]をクリックします。
※[保存]は下書き状態での保存となります。
ポリシーの対象は、デバイス単位で選択、またはグループにチェックを入れます。
任意のフォルダや端末にチェックを入れ、[割り当て]をクリックします。
⑨通信費管理
SIMを使用した通話時間やデータ通信の上限値によって、アクションを設定できます。
[通信管理費]-[新しいTEMポリシー]をクリックします。
[Android]をクリックします。
任意の[名前][説明]を入力し、[次へ]をクリックします。
設定する閾値を選択します。
ここでは新規作成の方法を説明します。
[]アイコンをクリックします。
任意の[名前][説明]を入力します。
グループを対象とする際には[法人]を選択してください。
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モバイルデータ | |
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無期限 |
閾値を指定しません。 |
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カスタム |
閾値を指定し、閾値を超えた場合にアクションを実施します。 |
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音声通話 | |
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無期限 |
閾値を指定しません。 |
|
カスタム |
閾値を指定し、閾値を超えた場合にアクションを実施します。 |
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計量期間 |
「1ヶ月間」「2ヶ月間」「3ヶ月間」から選択します。 |
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開始日 |
計量の起点となる日にちを指定します。 |
[追加]ボタンをクリックし、通信費管理で使用するプランに追加します。
作成したプランもしくは適用したいプランを選択し、[次へ]をクリックします。
次の画面では通信データのアラート条件を設定後、[次へ]をクリックします。
選択された通信データの収集頻度を指定し、データの自動切り捨て条件を設定します。
|
TEMスケジュール | |
|
頻度 |
[一回のみ][毎週][一定間隔]のいずれかを選択します。 |
|
オン ※[一回のみ]を選択した場合のみ 表示されます
|
データ収集を行う日付を指定します。 |
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毎回 ※[毎週][一定間隔]を選択した場合のみ 表示されます
|
[毎週の場合] データ収集を行う曜日を指定します。 [一定間隔の場合] 「分」「時間」「日」「週」「月」「1年」のいずれかと数字を指定します。 |
|
開始日 ※[一定間隔]を選択した場合のみ 表示されます
|
データ収集を行う日付を指定します。 |
|
開始時間 |
データ収集を行う時間を指定します。 |
|
データの切り捨て | |
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デバイスに保持される最大データ量 |
収集項目1つに対してデバイスが保持できるデータ量の最大値を指定します。これを超過したデータは切り捨てられます。これにより、デバイスが長期間にわたり接続不能になったときに、過度のデータが蓄積されることを阻止できます。 ※端末で保持したデータはサーバに送信された後にリセットされます。 |
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最大保持期間 |
このポリシーに対してサーバがデータを保存する日数を指定します。指定された値よりも古い項目は、サーバにより定期的に削除されます。0を入力すると、削除は行われません。 |
[保存して割り当て]をクリックします。
※[保存]は下書き状態での保存となります。
ポリシーの対象は、デバイス単位で選択、またはグループにチェックを入れます。
任意のフォルダや端末にチェックを入れ、[割り当て]をクリックします。