ランチャーへのスクリプト実行アイコン追加手順(Android Enterprise)

ランチャーへのスクリプト実行アイコン追加手順(Android Enterprise)

本件では例として端末再起動のアイコンをランチャー上に設置する手順をご案内します。


1.スクリプトの動作確認

端末に対しスクリプトが有効であるかの確認を行います。



・以下のスクリプトを送信し、10秒後に端末が再起動することを確認します。

 reset /s /delay 10

 


2.コマンドファイルの作成

コマンドファイルにスクリプトを記述します。


・テキストエディターを起動、reset /s /delay 10を記述し[任意の名前.cmd]で保存します。

 


3.端末への配布

作成した.cmdファイルを端末に配信します。ここではファイル同期ルールを使用します。


・ポリシーの設定画面で[ファイルの同期] -[新しいファイル同期ポリシー]をクリックします。

 


・OSを選択します。



・任意の名前を入力し[NEXT]をクリックします。


・アップロードアイコンをクリック後に、ファイルマネージャーの画面で任意の場所にアップロードアイコンから、作成した.cmdファイルをアップロードします

 


・[サーバからダウンロード]を選択した状態で、[端末上のファイル名またはフォルダ名]に端末上でのパスを入力、[サーバ上のファイル名またはフォルダ名]にはアップロードした.cmdファイルを指定し[次へ]をクリックします。

 本件では、端末上でのパスはルート直下、ファイル名はsoftreset.cmdとします。

 

※アップロードアイコンが表示されない場合は、弊窓口までお申し付けください。

・ファイル同期前後でスクリプトを実行する場合は入力し、入力しない場合はそのまま[NEXT]をクリックしてください


・スケジュールを任意で変更してください。

 設定後に[保存して割り当て]をクリックします。


・配信するフォルダ、もしくは端末を選択し[割り当て]をクリックします。

 テストで行われる際には数台でお試しください。

 


・[終了]をクリックします。

4.ランチャープロファイルの設定

ランチャー上に端末再起動のアイコンを作成します。


・アクションには「script://」を選択します。


・ランチャープロファイルを編集で開き、[アプリまたはURLの表示名:]にはランチャー上に表示する名称、[パッケージの名前またはURL]の欄に以下を入力後、適用します。


%sdcard%softreser.cmd

 → %sdcard%softreser.cmd部分に配信した.cmdファイルの格納場所とファイル名を指定します

  



・ランチャーに追加したアイコンをタップし、再起動が実施されるか確認します。


以上

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