【v2025】WindowsModern 端末登録手順(Windows Modern)

【v2025】WindowsModern 端末登録手順(Windows Modern)

1.登録ポリシー作成手順

MobiControlにデバイスを登録するには登録ポリシーが必要です。
環境ご提供時には弊社で登録ポリシーを作成しております。

左上の三本線の
をクリックして[ポリシー]-[登録]-[すべてのポリシー]を選択した状態で、
画面右上の[登録ポリシーを追加]をクリックします。
   

Windows Modernをクリックします。


任意の名前を入力し[次へ]をクリックします。



[プロビジョニング・パッケージ]を選択して[次へ]をクリックします。


任意のグループをチェックして[次へ]をクリックします。


以下のトグルをOFFにし、[終了]をクリックします。


パッケージをダウンロードして、端末で実行することで登録が可能となります。



2.端末登録手順

USBメモリ等でプロビジョニング・パッケージをWindows PCに転送します。

※機種によって、一部表示が異なります。


プロビジョニング・パッケージをダブルクリックします。








[はい、追加する(Y)]を選択します。


画面右下の[∧]、[v]もしくはマークを選択し、[MobiControl]のアイコンを確認します。

【Windows10】

【Windows11】

※場合によってはアイコンの表示まで数分程度かかります。

※Administrator権限ではないユーザーで登録手順を実施した場合、[ユーザーアカウント制御]のポップアップにてパスワードを求められますが、
正しいパスワードを入力後に[はい]を入力いただければ登録可能です。



3.削除手順


画面下部のスタートメニューにて[設定アイコン]を選択します。




[アカウント]を選択します。



【Windows10】

[職場または学校にアクセスする]-[MobiControl MDMに接続済み]の[切断]>[はい]の順に選択します。



続けて画面下部の[プロビジョニング・パッケージを追加または削除する]を選択します。


プロビジョニング・パッケージを選択し[削除]を選択します。


【Windows11】

[アカウント]-[職場または学校へのアクセス]を選択します。



[〇〇によって接続済み]の右側のマークを[切断]-[はい]の順に選択します。



続けて[プロビジョニング・パッケージを追加または削除する]を選択します。


プロビジョニング・パッケージを選択し、[削除]を選択します。


管理画面にログイン後に、端末名の左側のラジオボタンをチェック、下部に表示されるメニューより

[・・・]>[削除]の順に選択します。



[削除]を選択します。


4.登録に失敗した場合 

登録に失敗する要因は主に以下4点となります。


(1)時刻のずれ

(2)ポートの開放

(3)レジストリ

(4)ウィルス対策ソフトの除外リスト


【(1)時刻のずれ】

端末とMobiControlサーバの時刻にずれがある場合、登録に失敗します。

MobiControlサーバはNTPサーバと時刻同期を行っておりますが、端末側で時刻のずれがないかご確認ください。


【(2)ポートの開放】

端末からMobiControlサーバへのポート開放が必須となります。

■ポート開放

 ポート番号:443(TCP),5494(TCP)

 方向:端末からOutbound

 宛先:MobiControlサーバのIPアドレス

■(ご参考)確認方法(PowerShellコマンド)

 Test-NetConnection <MobiControlサーバのIPアドレスまたはFQDN> -Port 443

 Test-NetConnection <MobiControlサーバのIPアドレスまたはFQDN> -Port 5494


【(3)レジストリ】

端末によっては、以下の設定を実施する必要があります。登録に失敗した場合は、以下2点をお試しください。

※レジストリエディターは管理者権限で起動をお願いします。

※事前にレジストリのバックアップ取得を推奨します。

※変更後は端末の再起動をお願いします。

<NointeractiveServices>

①レジストリエディターを管理者権限で開きます。

②HKEY_Local_Machine\System\CurrentControlSet\Control\Windowsを開きます。

③「NointeractiveServices」の値が「1」なら「0」に変更します。

④端末を再起動します

<AutoPilot>

①レジストリエディターを管理者権限で開きます。

②HKEY_Local_Machine\SOFTWARE\Microsoft\Provisioning\Diagnostics\AutoPilotを開きます。

③「IsAutoPilotDisabled」の値が「0」なら「1」に変更します。

④端末を再起動します。


【(4)ウィルス対策ソフトの除外リスト】

除外設定を行わない場合、データの欠損などにより正常に動作しないこともあります。

以下のパスの除外をお試しください。

C:\Program Files (x86)\SOTI

C:\ProgramData\SOTI


5.対象OSについて
Windows10、もしくは11が対象OSとなります。

Homeエディションはリアルタイムでのプロファイル反映ができず、リモート操作が行えず、

使用できない機能も多いため推奨しません。


※ホームエディションであっても、端末の登録やプロファイル適用は可能です。                                         

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