MobiControlの利用方法は端末を管理する内容によって異なりますが、概要は以下となります。
Androidの管理は主に以下2パターンとなります。
Android EnterpriseとAndroid Classicの違いは以下です。
端末管理を行うグループを作成します。
管理コンソールにログインします。
管理コンソールのURLやログインIDは、環境提供時のご利用案内をご参照ください。
管理コンソールにログイン後、[すべて表示]をクリックした後に左下の[新しいグループ]をクリックします。
[新しいルートグループ]をクリックします。
任意のグループ名を入力、[作成]をクリックします。
ルートグループの下にグループを作成する場合は、該当のグループを右クリック-[グループの登録]をクリックします。MobiControlサーバーに登録後、MobiControlに必要な端末操作がランチャー(専用画面)を適用されている場合には操作不可となりますので、[キッティング]フォルダ(何も設定しないフォルダ)作成を推奨します。
端末登録ポリシーは管理コンソールにログイン後、画面左上のから[ポリシー]をクリックします。
左ペインの[登録]を選択し、[新しい登録ポリシー]をクリックします。
Googleにカーソルを合わせ[Android Enterp…]をクリックします。
任意の[名前]や[説明]を入力、[Googleアカウントのタイプ]は[管理対象]を選択、[管理されたエンタープライズアカウント]にチェックを入れ[次へ]をクリックします。
初期値[完全デバイス管理]にチェックが入った状態で[次へ]をクリックします。
本人認証は[いいえ]を選択します。
[はい]を選択しますと、端末登録時にパスワード入力を必須とする、もしくはActive Directory認証が選べます。
端末グループは端末登録先グループとなります。
前述しましたように、キッティンググループに登録などの運用を推奨します。
任意の端末グループを選択、[次へ]をクリックします。
詳細設定などを任意に変更、[終了]をクリックします。
設定値の詳細については表をご参照ください。
*1…トグルをONにしない場合、端末登録に失敗することがあります。
端末登録時のみの解除となりますので、トグルをONで設定ください。
*2…許可しない場合、様々な制限は発生しますので、すべて初期値のONで運用ください。
5つのアイコンが表示されますが、[Androidエージェントの登録ID]をクリックにて登録IDをご確認ください。
Android EnterpriseとしてMobiControlへの登録手順は以下3パターンとなります。
(1)ハッシュタグ(afw#mobicontrol)による登録(OS6以上)
(2)MobiControl Stage Programmerで作成したQRコードでの登録(OS7以上)
(3)MobiControl Stage ProgrammerからのNFC登録(OS5.1以上、かつNFC搭載必須)
※いずれの登録手順においてもMobiControlに登録する端末の初期化は必須です。
※MobiControl Stage ProgrammerはNFCが搭載された機器であれば、Playストアからインストール可能です。
※MobiControl Stage Programmerでの登録はSIM通信、ステルスのアクセスポイントには対応しておりません。
※MobiControl Stage Programmerインストール端末は、MobiControlへの登録は不要です。
(1)の手順に比べますと、(2)(3)は端末上でのWi-Fiの入力や登録ID入力の手間が省略されますが、ホーム画面に表示されるアプリケーションの数が機種ごとに異なりますので、お試しいただいた上でキッティング手順を決めてください。
(0)MobiControl Stage Programmer設定手順(ハッシュタグでの登録時には不要です)
Playストアから「MobiControl Stage Programmer」をインストールします。
「Stage Programmer」を起動し、以下の項目を入力します。
(1)ハッシュタグ(afw#mobicontrol)による登録
※端末によっては充電〇〇%以上、かつ電源ケーブル接続が必須となります。
※端末初期化後の画面遷移はSHARP SH-M12の例となります。
端末初期化後に以下の操作で進めます。
端末登録後に、MobiControlに必要な設定を行います。
※本設定はサーバーバージョン15以上では、登録ポリシーの初期値となります。
以下の操作で進めます。各設定画面は設定後にバックキーで戻ります。
以上で終了となります。
管理コンソール上で該当の端末名を確認します。
(2)MobiControl Stage Programmerで作成したQRコードでの登録
MobiControl Stage Programmerに必要な情報を入力し[QR CORD]をタップ、QRコードを表示します。
ようこそ画面の上の辺りを7回タップ、QRリーダーを起動後に用意したQRコードを読み取ります。
その後は以下の画面遷移で進めます。
ハッシュタグでの登録と同様にMobiControlに必要な設定を行い、登録完了となります。
(3)MobiControl Stage ProgrammerからのNFC登録
※NFCが搭載されている機種であっても、読み込みエラーにより使用できない場合もあります。
QRコードでの登録と同様にMobiControl Stage Programmerに必要な情報を入力後。[NFC]をタップします
MobiControl Stage Programmer機と登録する端末のNFCを合わせます
以下はMobiControl Stage Programmerインストール端末の操作となります
NFCを検知後に画面をタップします
QRコードと同様に設定を進めます。
(ご参考)ハッシュタグとMobiControl Stage Programmerを使用した際のホーム画面(SHARP SH-M12)
ハッシュタグに比べ、QRコードを用いた登録方法は表示されるアプリが多い傾向にあります。
Mapがない場合は位置情報が取得できない場合も多く、キャリア特有のアプリが使用できない場合もあります。
【ハッシュタグ】 【QRコード/NFC】
端末機能制限やランチャーはプロファイルで設定します。
プロファイルは管理コンソールにログイン後、画面左上のから[プロファイル]をクリックします。
画面右上の [新しいプロファイル]をクリック、[Android]-[完全デバイス管理]をクリックします。
全般タブに任意のプロファイル名を入力(必須)、任意のプロファイルの説明を入力、[構成]タブに移動後、画面右上の[+]をクリックします。
設定可能なプロファイルは以下となります。
例として[ウィルス対策保護]プロファイルを適用します。
設定項目の説明は以下となります。
任意の設定を行い、[保存]-[保存して割り当て]、任意のグループや端末を選択後に[割り当て]をクリックします。
割り当て画面右上の[オプション]では以下の設定が可能です。
設定後に[保存オプション]をクリックします。
*1…Self Serviceを選択した際には、プロファイルのインストールを端末のMobiControlエージェントにて操作します。
作成したプロファイルは、該当プロファイルを選択後に画面下のメニューバー、もしくはプロファイルを開いた後に編集や削除が可能です。
プロファイルを選択した状態で以下が確認できます。
プロファイルステータス一覧は以下となります。
アプリポリシー(Playストアからのアプリ配信)、ファイルの同期ポリシー(デバイスとMobiControlサーバーのファイルのアップロード/ダウンロード)などのポリシーを設定します。
設定可能なポリシーの設定は以下となります。
作成は管理コンソールにログイン後、画面左上のから[ポリシー]をクリックします。
画面左ペインで該当のポリシーを選択、画面右上の [新しい〇〇ポリシー]をクリック、[Android]-[完全デバイス管理]をクリックします。
例として端末登録ポリシーの作成につきましては、③端末登録ポリシーの作成(環境提供時に弊社で作成済)をご参照ください。
デバイスへのアプリ配布は、主にアプリポリシー、パッケージによる配信の2パターンを用意しております。配布するアプリや用途に応じてご選択ください。各々のメリット/デメリットは以下となります。
パッケージは以下2パターンで作成できます。
詳細については、パッケージ配信をご確認ください。