MobiControlの利用方法は端末を管理する内容によって異なりますが、概要は以下となります。
①端末の管理方法
②グループ(フォルダ)の作成
③端末登録ポリシーの作成(環境提供時に弊社で作成済)
④端末の登録
⑤プロファイルの作成
⑥ポリシーの作成
iOSはデバイスが監視対象、もしくは非監視対象によって制御できる内容が異なります。
監視対象の詳細につきましては、以下をご確認ください。
※本書では[監視モード]と記載します。
(ご参考)監視対象のiPhoneやiPad を使う
https://support.apple.com/ja-jp/102291
デバイスを監視モードにする設定については別紙でご案内します。
端末管理を行うグループを作成します。
管理コンソールにログインします。
管理コンソールのURLやログインIDは、環境提供時のご利用案内をご参照ください。
管理コンソールにログイン後、[すべて表示]をクリックした後に左下の[新しいグループ]をクリックします。
[新しいルートグループ]をクリックします。
任意のグループ名を入力、[作成]をクリックします。
ルートグループの下にグループを作成する場合は、該当のグループを右クリック-[グループの追加]をクリックします。MobiControlサーバーに登録後、MobiControlに必要な端末操作がシングルアプリモード等を適用されている場合には操作不可となりますので、[キッティング]フォルダ(何も設定しないフォルダ)作成を推奨します。
MobiControlにデバイスを登録するには登録ポリシーが必要です。
環境ご提供時には弊社で登録ポリシー(非DEP)を作成しております。
端末登録ポリシーは管理コンソールにログイン後、画面左上のから[ポリシー]をクリックします。
左ペインで[登録]を選択した状態で、画面右上の[+新しい登録ポリシー]-[Apple]-[iOS]をクリックします。
名前(必須項目、登録ポリシー一覧表示されます)とMDMプロファイル説明(任意)を入力し[NEXT]をクリックします。
登録タイプを選択し、[NEXT]をクリックします。
本人認証に[いいえ]を選択、登録先のグループにチェックを入れ[次へ]をクリックします。
[はい]を選択しますと、端末登録時にパスワード入力を必須とする、もしくはActive Directory認証が選べます。
MobiControlサーバーに登録後にデバイスの設定を行う必要がある場合は、プロファイルなどが適用されていないグループへの登録を推奨します。
DEPを利用しない場合はトグルOFFで[NEXT]をクリックします。
利用する場合はトグルONの後に、登録アカウントを選択した状態で[NEXT]をクリックします。
[自動デバイス登録を有効にする]トグルON時の選択肢は以下となります。
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詳細 |
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自動デバイス登録アカウントを選択してください |
使用するアカウントにチェックを入れます。 |
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一般設定 ※トグルは初期値のONのままでお願いします。 |
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登録を要求する |
設定アシスタント中に登録を行いますので、変更いただかないようお願いします。 |
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カスタマイズされた登録 |
iOS13以降の新しいOSの認証に対し必須の設定となります。 |
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デバイスが構成されるまで待機する |
MobiControlによってデバイスが構成されるまで待機します。 |
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デバイスの監視 |
デバイスを監視する設定となるので、変更いただかないようお願いします。 |
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登録解除を禁止する |
デバイスのMobiControlエージェントからの登録解除を禁止します。登録後も構成タブの[エージェント設定]より解除禁止の設定が可能です。 |
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共用iPad |
共用iPadとして登録します |
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アシスタント画面の設定 |
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不要な選択肢はトグルをOFFにします。水色枠は初期値でONとなります |
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Androidの移行 |
外観 |
Apple ID |
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Apple Pay |
診断 |
音質を表示 |
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表示言語 |
ホーム ボタンの感度 |
iMessage と FaceTime |
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位置情報サービス |
オンボーディング |
パスコード |
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優先する言語 |
プライバシー |
クイックスタート |
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スクリーン時間 |
SIM 設定 |
新規設定またはバックアップからの復元 |
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Siri |
ソフトウェア アップデート |
利用規約 |
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呼びかけの言葉 |
タッチID |
移行を監視 |
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ようこそ |
ズーム |
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設定値は以下の通りです。
[OK]で閉じます。
iOSは他のOSと異なり、デバイスにMobiControlエージェントをインストールしない運用も可能ですが、リモートビューやコンテンツライブラリが機能しなくなるため、エージェントのインストールを推奨します。
登録用のQRを作成いただきSafariで読み取っていただく手順を推奨します。
(環境提供時にはQRコードも同梱しております)
端末機能制限やアプリ制限はプロファイルで設定します。
プロファイルは管理コンソールにログイン後、画面左上のから[プロファイル]をクリックします。
画面右上の [新しいプロファイル]をクリック、[Apple]-[iOS]をクリックします。
全般タブに任意のプロファイル名を入力(必須)、任意のプロファイルの説明を入力、[構成]タブに移動後、画面右上の[+]をクリックします。
設定可能なプロファイルは以下となります。
例として[アプリ実行制御]プロファイルを適用します。
事前準備として、ホワイトリストしたいアプリのパッケージ名を取得します。
端末一覧から端末を選択、[アプリ]タブに移動、該当アプリのパッケージ名/バンドル識別子を控えます。
本件では[net.soti.surfbrowser]となります。
※環境によっては横にスクロールして[パッケージ名 / バンドル識別子]を表示する必要があります。
※一般的なアプリであれば、リスト設定時の[アプリケーションの検索]から入力可能です。
[ホワイトリスト]タブを選択後、[+]をクリックします。
任意のリスト名を入力し、バンドル識別子を入力します。完了後に[OK]をクリックします。
SOTI Surfの場合はアプリケーションの検索から入力が可能です。
[保存]-[保存して割り当て]、任意のグループや端末を選択後に[割り当て]をクリックします。
割り当て画面右上の[オプション]では以下の設定が可能です。
設定後に[保存オプション]をクリックします。
*1…セルフサービスは[Profile Catalog]を割り当てる必要があります。
プロファイルのインストールだけではなく、インストール後の削除も可能です。
作成したプロファイルは、該当プロファイルを選択後に画面下のメニューバー、もしくはプロファイルを開いた後に編集や削除が可能です。
プロファイルを選択した状態で以下が確認できます。
アプリポリシー(Playストアからのアプリ配信)、ファイルの同期ポリシー(デバイスとMobiControlサーバーのファイルのアップロード/ダウンロード)などのポリシーを設定します。
設定可能なポリシーの設定は以下となります。
作成は管理コンソールにログイン後、画面左上のから[ポリシー]をクリックします。
画面左ペインで該当のポリシーを選択、画面右上の [新しい〇〇ポリシー]をクリック、[Android]-[完全デバイス管理]をクリックします。
例として端末登録ポリシーの作成につきましては、③端末登録ポリシーの作成(環境提供時に弊社で作成済)をご参照ください。